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デンマークのものづくり・エコビレッジでのくらし in Denmark 2018.5

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エコビレッジでのくらし

コペンハーゲンから電車1時間+車15分程度のところにあるHallingelilleというエコビレッジを見学させていただきました。エコビレッジとは自給自足・地産地消をしながら都市生活にはない”自然との共生”を目指す人々が生活する小規模なコミュニティのことです。エコビレッジに住む人々のくらしはとても興味深く、テクノロジーが発達し便利になった現代社会のくらしについて考えさせられるものでした。

デンマークにはいくつものエコビレッジが存在し、その数は年々増え続けているそうです。
エコビレッジでは農業を基本体系としながら、持続可能な循環型のコミュニティを実現しようとしています。例えば、雨水や排水を循環再生したり、太陽光や地熱など自然エネルギーを活用したり、もちろん住居には自然素材を使ったり。地球の環境に対し同じような意識を持ち、危機感を抱いている人々が集まりお互いに支え合って生活している、そんなコミュニティだと思います。

今回訪れたエコビレッジHallingelilleは12年前にコミュニティハウス(公民館のような建物)が建てられたところから始まったそうです。今回案内して下さったキヨステンさんという女性はこのエコビレッジの創設者の一人だそうで、色々とお話しを聞かせてもらいました。

一番印象に残っているのは、”このコミュニティに住んでいる人々はみんな1つの家族”

という言葉です。このコミュニティの家の周りにはフェンスがありません。コミュニティ全体が1つの家という考え方なのでフェンスは必要ないのです。お互いに信頼し合ってないと安心して暮らせないので、誰でも移住できるという訳ではないということですね。そのコミュニティの理念を理解し、1つの家族として共存していける人でなければそのコミュニティの住人として受け入れてはもらえません。

ここでは週に3回程度コミュニティハウスに集まってみんなで食事をしたり、歌を歌ったり、映画を見て親睦を深めているそうです。この時間はお互いを理解し、素晴らしい人間関係を築いていく上で欠かすことのできない大切な時間のようです。集まりの際の食事の用意や掃除などは当番を決めて協力しあって行っているとのことです。コミュニティ全体が1つの家族になるために、お互いに協力しあい歩み寄っているんだなと感じました。

現代社会では日々テクノロジーが進化し便利になっていく反面、人と人、人と自然とのつながり方も変わってきています。人とふれあう機会が減り、環境破壊が急速に進んでいます。それを当たり前とし日々生活しているような人がほとんどではないでしょうか。

しかし、エコビレッジに住む人々は違います。人と人とのつながりを大切にし、自然との共生を心から考え、そして実践しています。

今回エコビレッジを訪問させていただく機会を得られたことはすごく貴重な経験になりました。現代社会における日常生活では気づけないようなことを経験させていただいたように思います。またいつか訪れたいと思う場所でした。

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