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大好きなこと、したいこと、大切なこと。 in Denmark 2014.9

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持続可能な建築とは何・・・?

デンマークが世界をリードして環境問題に取り組んでいるということはご存じの通りですが、その理念は様々な分野に幅広く深く浸透しています。今回私たちが訪問させて頂いた Ramboll Consulting Engineerは環境に配慮した持続可能な建設を世界に発信している企業で、現在、20カ国に200ものオフィスと10,000人の従業員をもつ大手コンサルティング・エンジニア会社です。コペンハーゲン郊外にある現在1,600人が働くRambollヘッドオフィス新社屋を訪ねました。

デンマークでは建物を設計する際 最初にデザイン設計からスタートしますが、その早い段階からこういった設備やエコを考えるコンサルティング会社が入り、共に意見を出し合い、より良い持続可能な建築を追求するケースが増えてきています。この建物は様々なハイテクと省エネルギー、バイオエネルギーやリサイクル等により年間 660トンの2酸化炭素と、冷暖房についても1,800,000 Kwもの削減に成功したということです。中央の吹き抜け階段には自然光が入り、それを囲むように配された各オフィスはガラス張りとなっていて、内(階段)に向けて繋がりと透明性を持たせ、実は従業員には決まったデスクがなく、自由に好きなところで仕事ができる仕組みと24時間完全フレックスタイム制を採用しているということで、自由だけれど個人の自己責任能力が問われる厳しい成熟した社会だと感じました。

ラースさんからこの会社や建物についてや、持続可能な建築設計の考え方、そして仕事の流れなどについて詳しく説明して頂きました。持続可能な建築を短くまとめるのはとても難しいですが、例えば、部屋の照明はセンサーS.W.になっていて、人が動かないと自動的に消える仕組みになっていたり、パソコンを繋がないと照明は点かないとか、紙を節約する為コピーはそれぞれのIDカードで使用し、雨水は貯めてトイレで使用したりもしています。また、地下水を利用した空調と熱交換式換気で一年中快適温度に保たれ、夏になると天窓から空気を抜いて風を通し南側の外部2重ガラス窓の外には遮熱のためブラインドが降りてくる仕組み、全ての家具のファブリックはリサイクルテキスタイルが張られているとのことですがとても素敵でした。

そして、最後にこの考えにより設計された持続可能な幼稚園 Solhuset について説明を受け、その後、車を走らせてその幼稚園を実際に見学することができました。屋根にはソーラー発電パネルとソーラー温水パネル、そして換気や明かりとりの天窓が並べられ、それ以外の部分は草をはわせています。板張りの外壁は黒く塗装され、窓はトリプルガラス入り高性能木製サッシが入れられ、屋根も壁も分厚い断熱材で覆われた高性能魔法瓶のような建物となっています。ここでも地下熱が利用され、自然エネルギーにより全てが賄われていました。

可愛い入り口の看板。壁や床は環境を考えさせる絵やパネルで可愛く飾られ、デンマークの子供たちは物心ついた頃から既に環境問題を考えるように教育されていて持続可能というキーワードは子供たちにも浸透していっている様子がわかりました。循環する自然の流れを教え、食べるものも最後には自然に戻るということ、食事もオーガニックにこだわり、ひとり一人の成長にあわせた教育をし、その子供たちから逆にその親たちが学ぶことまでも期待しているとのことで、どんな天候の日であっても一度は外へ子供たちを出すのだそうです。曇り空の日でしたが、天窓から入る自然光でとっても明るい室内が印象的でした。子供たちもたくさん居ましたが、写真は控えて下さいと言われ居ないところを探して撮影させて頂きました。子供たちはのびのびと遊んでいてとっても可愛かったです。

日本でも 「 持続可能な家づくり 」 を真剣に考え取り組んでいかなければならないと痛感しています。私たちヨゴホームズだからこそできる本当の意味でのエコハウスをこれからもっともっと追求し、それに共感しご理解頂ける方々へ しっかりご提案し将来に渡りご満足頂ける家づくりをしたい。そう、気持ちを奮い立たせてくれた今回の研修でした。

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