EUROPE VIEW ヨーロッパの風景

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感性をよび覚ましヒュッゲを再発見する旅 at Copenhagen & Lyon 2018.9

グレーべで出会えた美しい家・庭イメージ1 グレーべで出会えた美しい家・庭イメージ2 グレーべで出会えた美しい家・庭イメージ3
グレーべで出会えた美しい家・庭
友人に会いにグレーべへ、そしてふたりで歩き回った住宅巡り

今回のデンマーク出張で是非会いたい人がいました。出かける前に連絡を取り合い、私が住宅巡りが何より好きなことを知っている彼が今住んでいるGREVEを案内してくれることになりとても楽しみにしていたのです。グレーべはコペンハーゲンから南西に車で30分ほど行った海辺の街、これまで結構歩き回った私ですがここは初めてということもあり行く前から胸が躍っていました。まずは彼のホストファミリーのお住まいを案内してもらった後近くの住宅地を片っ端から見て回り夕食を予約してもらっていたレストランまで2人でああだこうだと楽しくおしゃべりをしながら歩き回りました。彼も北欧住宅の仕事についていたこともあり好みが似ていておしゃべりの楽しいこと!あっという間にヨットハーバーに面した素敵なレストランに到着しました。(その様子はこの後の4.をご覧ください。)

さて、この辺りの住宅は1960年代から2000年前後に建てられたものが多いようですが一番古いお家は1700年から代々住み継がれているとのこと、素晴らしいですね。レンガの色目や瓦屋根、フォルムなども様々で見ていて楽しくなります。ヨゴホームズでもお馴染みの白壁に素焼き瓦のお住まいはやはり美しく目をひきました。住宅を見て回っていていつも感じることは、それぞれのお住まいに住み手の愛情がたっぷり注がれていることが外から一目見ただけでよくわかるということです。手入れの行き届いたお庭や美しく飾られた窓辺やエントランスからそこに住まう方の想いが感じとれます。家を愛し庭を愛しそして道を行き交う人々にまで優しさをふるまう心の余裕それはヒュッゲそのもの、クリスマス頃にデンマークを訪れるとどの家庭でも窓辺やエントランスにキャンドルが灯され暗く寒い冬の景色を暖かなものへと一変させ、見る人の心まで温めてくれる素晴らしい文化を垣間見ることができます。家仕事を心から楽しみ何よりの趣味だと考えている人も多いのだとか・・・。日本とは逆に住宅の価値がどんどん上がっていくという欧米の考え方の根底にはこういう人々の家への愛情が大きく関係しているのかも知れませんね。

今回もたくさんの美しい家と素敵なお庭に出会うことができました。家づくりのヒントになるような色使いや窓のとり方、ガレージやアプローチ、板塀や生垣、そして庭の木々や草花など・・・、早く次のプランを進めたい!と思ってしまいました。(笑)さりげなく自然な装いのデンマークのナチュラルガーデンは私の憧れです。家・庭・ガレージはきってもきれない間柄ですから、それぞれがお互いをひきたて合いトータルでバランスのよい美しい家づくりをもっともっと追及していきたいものです。

PHOTO GALLERY

  • グレーべで出会えた美しい家・庭サブイメージ1
  • グレーべで出会えた美しい家・庭サブイメージ2
  • グレーべで出会えた美しい家・庭サブイメージ3
  • グレーべで出会えた美しい家・庭サブイメージ4
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